「建物にふさわしい玄関に」というお施主様のご希望は、
具体的には「もとの玄関より広く、玄関までのアプローチは短くならないように」
というものでした。
幅を広げることも、前に出すこともできないという制限のもと、
私たちが出した答えは「斜めに配置する」でした。
アプローチに対してまっすぐ正面を向いていた玄関を斜めに向けることで、
これまでより広くすることができ、
アプローチも長く感じられるようになりました。
内部・外部ともに素材にもこだわり、職人の技を結集してつくりあげた
落ち着きある空間は、新しい住まいの「顔」です。